サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

ポンプヘッド革命か? 抜き差し簡単ポンプヘッド登場!

フロアポンプ、今ではかなり多くの種類が出回っておりますね。
しかし、わざわざポンプのヘッド部分だけを、社外品の高性能のものに取り替えるのは、それなりの見返りがないと試すことはないでしょう。

かくいう私もポンプヘッドで有名なHIRAMEを使ったことがありますが、上手くバルブの太さに合わせて締め込むには慣れが必要で、面倒くさくなって今では使わなくなってしまいました。

そこで、今回導入してみたのが、Taggio Pro (タッギオ・プロ)という製品です。
またしても、ニッチでナイスなプロダクトが大好きなAlternative Bicyclesの取り扱いです。

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(本体とホースバンドがセット)

簡単ですが、説明書もあります。
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インストール方法の動画は、こちらのリンク先にもあります。

しかし、私のLEZYNEはホースの内径が少しユルユルで、外形もホースバンドがスルスルと動くぐらい緩かったので、付属のホースバンドが使えず、緊急的にタイラップできつく(仮)固定してみました。

仏式(Presta)と米式(Schrader) を切り替えダイヤルで変更できるシステムもなかなか秀逸です。
写真では見えにくいかもですが、手前に▲矢印があり、奥にP(Presta)とSが交互に
記されております。
(写真左:P 写真右:S)
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私は、仏式(Presta)を主に使用しているのでPにセット。

触って動きを確かめるとシンプルな構造がわかってくるのですが、バルブの細い仏式を確実に掴むため、樹脂と樹脂の摩擦がかなり大きいのが気になりました。
Alternative Bicyclesさんの説明にもありますが、数十回動かして馴染みを出すのが良いとのこと。その動作を実践した上で、まだ動きが渋いので、ほんの少しスリックハニーを塗り、余分な油分はウエスで拭き取りました。
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そして、何度か実際に空気を入れたり、ポンプヘッドの抜き差しを実践。
私自身で撮影したのが、こちらの動画です。

はい、ハッキリ言って簡単ですね。ツマミを引き上げ、ヘッド本体を抜く時はバルブを抑える力が、従来のポンプヘッドに比べて極端に少ないので、ス~~ッと少ない力でバルブから引き離すことができます。それがこの製品の売りなんですね。

ヘッドを抜く時のコツは、ツマミを引き上げたら、なるべく早くヘッドをバルブから離すことです。ツマミを引き上げたままでバルブから離さないとその時間はエアが漏れていきます。

上述の製品の説明書の絵のように、スポークとスポークの間にポンプヘッドを掴む手首がすっぽりと入るなんてことは32穴のホイールでは到底できないので、ヘッドを持ってバネを引き上げる摘み方を習得すれば非常に簡単に抜き差しが可能です。

なお、メーカーが発信している公式動画はバルブが真下に位置し、バルブが上向きの状態でポンプヘッドを押し込んだりしておりますが、そのバルブ位置では上体をかなりかがめないといけないので、普段私はやりません。(ジジイなもんで。。。)

いつもやっているのは、自分が立ったスタイルで、バルブが一番真上に来るところまでホイールを回し、バルブが下に向く状態で行っております。たぶん癖なので治らないでしょう。なので、今回の動画も私自身が普段使う方法で撮影しました。


さて、一体どれくらい楽チンになったのか?
最新式のTOPEAKのL字レバーのついたポンプヘッドの動画も撮ってみました。

TOPEAKもしっかりとバルブを掴みエア漏れすることなく重点できる素晴らしいポンプですが、やはりヘッドを抜く時は要心して行わないと、ヘッドを持つ手がスポークやディスクローターにぶつかって怪我することも無いわけでもありません。
(今まで通算10回は手の皮むいたもんなぁ。。。)

お値段はちょっと高いかもですが、使って納得できる商品に巡り会いましたね!
樹脂製ボディの耐久性も少し気になりますが、とにかく人に優しい機能商品です。

一点、使用上の注意を付け加えるとすればですが、
動画にもありましたが、ポンプヘッドを抜く時、瞬間的ですが多少空気が抜けていきます。
そのため、空気圧管理を徹底するためには、専用のエアゲージなどで空気圧の測定&微調整をすることが必要です。

私の愛用しているのはPanaracerのエアゲージ。
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これで「お手手ゴチーーンのイタタタタタ」から永久にサヨナラできそうです!

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