たった2cmの為だけに 〜Revelate Desingnsの最新サドルバッグの最適化
実はワタクシ、1ヶ月くらい前に誕生日がありまして、
優しい妻がプレゼントしてくれたのが、コレだったんです。
16Lというサイズは、自分史上最大です。
大きいってことは、秋・冬シーズンで衣類が嵩張るときにも有効なんですよね。
まぁ、大きさはともかく
・サドルレールにバッグが直接固定できるので横揺れがほとんどない
・バイクパッキング用バッグの元祖のRevelate Designsだけに、各部の生地の素材感、バックル形状や下部の泥除けパネルなど、非の打ち所がない最強・最高のつくりの良さ
という、他社には中々追いつけない優位点があります。
しかし、マジでデカイっすね。
デカイのだけれど、尻下がりになるでもなく、平行になるわけでもなく絶妙な角度を持って、固定されております。
でも、ちょっと高いんだよな。
暴走族さんが乗ってた背もたれシートが付いちゃったバイクみたいにね。
(すいません、ちょいとググって転載させていただきました)
外出する予定のない休日のある日
一念発起して、カスタム計画を実行しました。
この度のRevelateのサドルバッグは⬇︎こんなパーツでサドルレールに直付けするわけですが、画像の上の昆虫の触覚のような黒いパーツが最大で6.7cm程度の長さしかありません。
ここが、もっと長くなるとバッグ固定位置が変化し、結果としてサドルバッグの標高が下がるってことに、すぐに気づいたのであります。
気になっちゃうと手が動かずにはいられない!!!
なぜか在庫していたアルミの平板でワンオフパーツをつくります!
必要な工具を揃えて、作業開始!!!(簡単すぎるので設計書は不要)
久しぶりのタップ作業!
約1時間で出来上がり!
全長8.4cmのアルミパーツとなりました。
このパーツを純正パーツと交換することで、サドルレールの最上部に取り付けることができちゃうんです。
改造前は、サドルからおよそ8.5cmの高さまであったサドルバッグでしたが、
改造後は、なんと6.5cmまで下がることに成功!
もっとわかりやすく表す為に、画像を並べてみました。
2cmの違いは、コレだけ違うんです!!!(上が改造後、下が改造前)
はぁ、たったそんだけ?
それがどうしたのぉ??
と、このBlog読者の97%の人はそう思うかもしれません。
しかし、自転車というのは足を後方から振り上げて乗車するのです。
特にバイクパッキングなんて、クッソ重い荷物を積載して山を登ったりもするので、
極度に疲れちゃった脚を高くあげて乗り降りする時、誰しもサドルバッグをキックしてバイクを倒しそうになるのです。
おそらく、この2cmを低くしたことで、サドルバッグキック率が50%は減ることでしょう(自社比)
そんな妄想をしながら、まだ予定すら立てられないバイクパッキングの旅に
ニヤニヤした休日でありました。
自宅にこもるならバッグのカスタムだな
朝から一日中雨が降り続く日のことでした。
外に出ることもできないし、家の中でできることを探し始めていたのですが、
「ああ、そういえば。。。
いつも走っている時に気になっていたアレをなんとかしよう」
と、やるべきことを見つけました!
ApiduraのDRYフレームバッグのビラビラの件です。
ジッパーの上部分で屋根のような役目になっているフラップ。
これのおかげで雨天でもジッパーを濡らさず、防水効果を高めているわけです。
買ってから3年近くも経ってます。
右側のジッパーのみ何百、何千と開閉を繰り返して使ってきたせいか、
フラップがどんどん開いてきてしまったのです。
上から見るとこんな感じに⬇︎
この開いてしまったフラップが、ペダリング時に腿の内側を軽くこするんですよね。
春夏シーズンに短パンになるので、その不快感はさらに増幅することに。
一時期、ベルクロテープでフラップを半固定することで対処してみましたが、
すぐにベルクロが剥がれてしまい、中々うまく行きませんでした。
果たして、このビラビラは
上手く固定できるのだろうか??
それは突然ヒラメキました。
あばれはっちゃくのように、倒立やブリッジや座禅をしなくても
電光石火のごとくはっちゃけたのです。
「切るべし」
思い切って、フラップを切り取りました。
両側をハサミでチョキチョキすること5分。
これ以上の潔いカスタムは無いな。。。
もともと止水ジッパーなので、少々の雨なら雨水を弾いてくれるわけだし、
最初からザーザー雨なら走らないし、バイクパッキングの旅の最中なら
ここには濡れても良い物を入れるか、ジップロックなどの防水バッグに小物を詰めてから積載すれば問題無いだろなって、考え方を変えました。
切り取ったフラップの先端に付いていたゴムのような強化生地の形状を見ていたら
再利用したくなり、まずはカット!
ファスナーの開口部の近くに、G17ボンドでピタっと固定
なんか、純正品みたいな見栄えでしょ?
これで、フラップのビラビラも解消。
内ももへの干渉もなくなり、スッキリしたフレームバッグに生まれ変わりました〜〜!
(ちなみに、オリジナルはイエローですが、個人的趣味の為にオレンジに塗り直してます)
さて、明日は何をカスタムするかな?!
3密からほど遠いソロライド
こんなご時世だから、
そんな走りをしてみてはいかがだろうと。
自宅にある食材のみを持ち出し、
たった一人で
何処にも寄らず、店にも寄らず、公共の交通手段を使わず、
外にある人工物にはほとんど接触することなく、
人気のない場所にひっそりと行き、
静かに自炊し、
怪我無きよう、安全すぎる速度で帰宅するってことです。
(日頃、Stay Homeはおそらくかなりちゃんとやってます)
では、準備編
家にある食材とストーブ類を集めてみました。
鍋はメスティン 、火器は固形燃料ストーブ(Esbitと笑'sのミニ焚き火台)固形燃料は25g×4個。
食事は、お米1合、松茸のお吸い物、レモン漬けのオイルサーディン、ガーリックツナ缶
調味料は、醤油、マヨネーズ、七味、胡椒
食後にコーヒー、走行中のオヤツは黒糖キャンディ
これらの食材や火器類は、100均ショップのメスティンにジャストフィットの保温袋にすっぽり収まります。(上の写真には収めていなかったけど、カトラリーもですね)
先ほどのメスティン セットはサドルバッグに、その他はナルゲンボトル(水1リットル)と、麦茶が入ったサイクルボトル、フレームバッグにはテーブルと軽量チェアを積載してます。我ながらまぁまぁスマートな「ランチ・パッキング」スタイルだと思いました。
11時すぎに出発。幹線道路は使わず目黒川のほとりをユッタリ・スピードで走ります。
東海道五十三次の最初の宿場『品川宿』今でもその名残もある品川橋を通過
住宅街の公園の中にホンモノのSLがありましたよ。こういう公園はずっと記憶に残るんですよねぇ。 米国製のSLで明治30年に輸入された貴重な車体でした。
その後、橋の上でモノレールを真下から眺め
巨大コンテナを動かす四つ足のクレーンたちを眺めます。
確か、ガントリークレーンっていうんですよね。
噂ですが、スターウォーズの帝国軍の兵器もこれをモチーフにしてデザインされたと聞いたことがあります。ホントかなぁ?
本当に誰もいません。車もほとんど走っていないので空転するハブの音が静かに響き渡りました。
海辺の公園で飛行機との2ショット
新型コロナってなんだっけ?ってくらい、
空の青さが、モヤモヤを一瞬忘れさせてくれました。(すぐに思い出すけど)
またまた移動して、グラベルなシングルに出ました。(距離は超短いが。。。。。)
奇跡的にも、BBQやってもOKという公園が見つかり、米を洗って炊飯を開始。
待っている間に作るオカズはオイルサーディンの出番が多いんです。
少し火を通して温めた後、醤油を垂らし、マヨネーズと七味をかけるだけ。
レモンの風味も効いていて美味すぎでした!
メスティン ケースにいれて蒸らすこと10分
いつもの松茸のお吸い物の素をベースに、今回はガーリック風味のツナ缶を入れて炊いたんだけど、、、
100%猫マンマの外観だった。。。。
まぁ、味はちゃんと美味しかったですよ。醤油味効いてたしね。
帰路も、何処にも人混みには寄らず、まっすぐに家路に向かったのでありました。
公約通り?、知人・友人とは合わず・走らず、どの店舗にも寄らず、人混みを避けたエリアを走って、往復4.5時間・走行距離25km程度のソロライドでした。
そりゃ、気心知れた友人たちとワイワイ語りながら走って食べての方が面白いですがねぇ。
3密を避ける生活を続けながらも、ミニマルなバイクライフは続けていきたいのであります。
Bike機材はどんなの使ってるの?という問合せを時々いただくので、列挙してみました。
レアな年代物、MTBコンポミックス、廃盤モノなどいろんなの混ぜこぜにして愛用してます。
(購入元orとても参考になるリンク先もあります)
フレーム:MONORAL GR プロトモデル Lサイズ
フォーク:Onebyesu グラベルベンドフォーク
ハブ:Hope Pro4+ハブ毛
リム:Stans' Notube Grail (F:32H、R28H)
タイヤ:CHAOYANG FLYING DIAMOND 700×40C
STIレバー:SHIMANO Dura-Ace ST-R9120
ブレーキキャリパー:SHIMANO XTR BR-M985
Rディレーラー:SHIMANO Ultegra RD-R8000-GS
カセットコグ:SHIMANO CS-HG800 11-34T
チェーン:SHIMANO CN-HG901
シフトワイヤー&ホース:NISSEN
クランク:SHIMANO GRX FC-RX810-1 40T 170mm
ペダル:Crank Brothers クアトロSL
ハンドルバー:Ritchey WCS VentureMax 420mm
ステム:ENVE Carbon 75mm
サドル:Brooks Cambium C17
シートポスト:Syncros Titanium 27.2mm
フレームバッグ:Apidura Dry フレームバッグM
ステムバッグ:Apidura フードポーチ+自作ポケット
サドルバッグ:Revelate Designs Shrew
リアトライアングルバッグ:Revel Work Craft & Whatineedコラボレーションモデル
ボトルケージ:King Cage
自宅にいるとカスタム熱が発病する
またまた、ひっさしブリブリのブログ更新です。
FacebookやInstagramばっかりやってると、コッチが怠慢になる性格なもんで。。。
たまには、こちらでカスタム日記を綴りましょうね。
さて、こんなご時世なもんですから、家にいる時間が必然と長くなり、なかなか乗ってあげられないBikeのメンテナンスをやりたくなります。
今日はこちら
2014年から愛用しているVassago VerHauenです。
Single Speed(32×22)でフルリジッド仕様なんですが、なんかちょっと変わったことしたいしたいしたい。
カスタムというのは、その時の気分やノリでやっちゃうわけですが、
今回は6,7年ぐらい前に買ったSim Works Calsaga Barを
もう一度インストールすることに!
(ちょっと、ハゲハゲしてますが、バーテープで隠しますんで無問題)
ワイルドにアグレッシブに下りを攻めるバーではなく、フルリジッドSSのスピード域にもマッチし、登りにも重点をおいたマルチパーパスなツーリングバーなのであります。
しかし、このままポン付けするなんてことはしません。
自分の好みに合わせたカスタムをするのが楽しいんですから。
まずは、ディスクブレーキのアウターホースを短く切って、3本まとめてビニテで巻きます。(1本だけ3cmくらい短くするのがワタシ流)
コレをCalsaga BarのR部分に這わせるように取り付けていきましょう!
位置を決めてビニテでハンドルバーに巻きつけました。
次に用意するのが、100均ショップで売っている衝撃緩和用のジェルです。
この手のものは、4,5種類くらい試してきたのですが、厚さ・形状・反発スピード・硬さなどの点から、かなりベストなものが、このDAISOの「つま先用インソール」でありました。
コレをカットせずに、親指〜小指の付け根を中心とする手のひらの真下に来るようにバーの上に載せていきます。
位置が決まったら、ジェルの位置を固定し、グリップとしての形状を整形しながらビニテで巻いていきます。
ここで、なんでカットしたブレーキホースを3本使ったのか、横からみてみましょう。
ERGONグリップに慣れた自分としては、上面はフラット形状で手のひらに当たる面積を増大するという手法を取りたかったんです。
ERGONの解説はコチラ(ERGONページからの転載です)
ERGONライクな形状にするには、3本ホースの位置と長さがキモですが、上から見るとこんな感じです。
そして、ブレーキホースやジェルなどで真円では無くなったバーにバーテープを巻くのですが、重なる部分を少し多めにしてしっかり巻いてやれば綺麗に仕上がります。
(バーテープは一度使ったヤツの2度目の使用なもんでちょい汚れてます)
この後、前後の長すぎるブレーキホースをカットしてブレーキオイルの交換も終えて終了。
はい、ERGONライクなカスタムCalsaga Barインストール、コレにて終了!
もう真円の細っちいバーには戻れないサルサ野郎でした。
あ〜あ〜、
コイツでバイクパッキング行きたい!
その日が来るまで待つのみ。
初級者から楽しめる奥多摩グルメライド(映像編)
た、た、大変お待たせしてすみません。(なに?待ってない。。。)
年末年始をまたぎ、さらに2月も終わりかけになってしまいました。
プロの編集の方々に、撮ってきた素材を編集してもらい3分で眺めることのできる
「青梅・奥多摩グルメライド」のプロモーション・ビデオを作成してもらいました。
青梅・奥多摩グルメライド(初級者向け)
提供:青梅商工会議所&㈱mottomo
次は、もっとナレーション入れたり、カメラアングルに変化持たせたり、グルメレポートしたりと、反省することたくさんありますが、まずはこれにて!
ああ、また行きたくなりました。
春先に行こうかな。
初級者から楽しめる奥多摩グルメライド(後編)
さて、後編に続きます。こちらが本編というか、一番お伝えしたい中身がドッサリ詰まってます!
前編でお話ししたように、今回の旅の記事の概要は以下の通り
どんなライダーに向いているか
このルートを楽しむための前提条件のようなチョッチュ真面目なお話しは前編にてどうぞ!
使用バイク
こちらはマニアな方ならおわかりいただけるネタとなってますので前編にて!
走行データ
走行ログなど重要なデータがありますので前編をご覧あれ!
超絶美味のグルメスポット
ここからが、後編の始まり!
グルメというからには、お腹が空いていないと意味がないわけですが、
午前11時の開店にちょうど良い時間に御嶽駅に到着した私。余裕を持って輪行袋からバイクを出して準備し、向かった先はコチラでした。
1. 奥多摩リバーサイドカフェ AWA
https://canyons.jp/ja/tour-areas/okutama/awa
実は、下調べで予習してた時から、コレを注文するしかないっしょ!と決めてた逸品が、コチラ
このボリューム!!!
濃厚なのに、口の中ですっと溶ける「わさびヨーグルトソース」と黒胡椒とのバランスが美味すぎて、走った後でもケロって平らげてしまうほどの美味さ。
しかし、この後もデザートの為に胃袋を確保しておく必要があるので、大盛りではなくレギュラーサイズに留めておきました。単品で1350円だけど、コレは食べて納得!
どのテーブルでもこの品は必ずオーダーしていたようで、お店の看板メニューでした。
こんな絶品を食べる最高のスパイスが、
11月の初旬でしたが、日差しが暖かく迷わずウッドデッキを選んで正解。開店間際なのに、このスペースだけはすぐに埋まってしまうほどでした。奥多摩に来たのであれば、奥多摩らしい空間をチョイスするっていうのはミーハーではなく正義です。
テラス席の予約もする人も多いみたいなので事前予約が吉のはずです。
また、自転車で来店する方も多いのか、入り口近くにサイクルラックもありました。
【お店データ その1】
TEL 0428-74-9947
東京都西多摩郡奥多摩町川井54-1
https://canyons.jp/ja/tour-areas/okutama/awa
ここで、お腹7分目くらいまで満たし、その後また1時間ほど走って2件目で、お茶でもしようかなとぼんやりとした予定を組みながら店を出ました。
時系列に書くと、次は奥多摩の景観を探索しながら走ったレポートなのですが、この章ではグルメを連投します。
2. カフェ山鳩
次に休憩先として選んだのは、鳩ノ巣駅の駅のそば「カフェ山鳩」です。
小休止を含みながら1時間ほど走って来たので、ちょいと小腹が空く頃でした。
山荘をイメージした温かみのある作りのカフェです。
居心地いい居間のような空間の店内には、特大のウッドテーブルが真ん中にあり、ペレットストーブ、貸し出し文庫、野鳥を観察するための本や双眼鏡など、「どうぞ好きなだけここに居てちょうだい」と言わんばかりのリラックスムード。初入店なのに、3分もあれば馴染でしまうマジックがいたるところにありました。
メニューをみながら、お目当の手作りスイーツとコーヒーのセットでいいのかなとオーダーをしかけたのですが、ひょっとして何かこだわりがあるのかと、ためしにオーナーのおすすめを聞いてみると。
「玉ねぎを普通の2倍の量を使ったハヤシライス」と、「そばサラダ」は是非とも一度は食してほしいと、情熱の伝え方がハンパなかったので、スイーツの前に食べてみることに!
スイーツを食べるつもりが、こんな美味そうなもの出されたら、、、
大人男子二人で、仲良く「はんぶんこ」してペロリ完食。
ハヤシライスは、まるで神田の老舗洋食屋のようなコクのあるしっかりした味。
まぁ、いわゆる家庭ではなかなか出せない深イイ味ですかね。
そばサラダは、細かくカットして揚げたオーガニックごぼうと、ゆず風味のドレッシングたれが効いて、これまた美味の連チャン!
ハヤシライスとそばサラダ(小)のセットが一番よく出るというのは納得できました。
少食な私ですが、意外にもあっさりと食べてしまったので、迷わずスイーツも注文。
季節限定のデザートメニューのようで、この日は「グレープフルーツのシャーベット」をいただきました。
ウンウン、この一皿とコーヒーだけでも、ココに来てくつろぐだけの価値はあります。
人工的な甘みではなく、素材の良いフルーツからくる甘み・旨味が胃袋の奥まで染み渡るように溶けていきました。
【お店データ その2】
「カフェ山鳩 」
TEL 0428-85-2158
東京都西多摩郡奥多摩町棚澤776
http://yamabatonosu.com/
通常、バイクライドというと、カロリーメイトやウィダーインゼリーといった行動食か、よくてもコンビニで入手できるものをエネルギー源として摂取するのが一般的ですが、たまには「あの店で、あのメニューを食べたいから走る」っていうのも、ホビーライダーがホビーとして自転車を長く楽しむには最高の活力源になるはず。
たくさん走って満足するのも良いのですが、
「来てよかった」
「食べてよかった」
が一つでも追加できると、自転車ライドの楽しさが倍増するのは、言わずもがなですね。
3. 山城屋 (わさびのお土産屋さん)
グルメの締めを飾るのは、奥多摩ならではのお土産=「わさび」でした。
なんとわさびが名産だったとは、今まで知りませんでした。
つまり、コレまでの数十年は走りにばかり気を取られていたので、こういった名産があるスポットをきちんと巡っていなかったわけです。
入店するや否や、「売れてる人気商品ベスト3」を単刀直入に聞いてみました。
実は、お子ちゃまな自分はどうしてもわさび漬けの「粕漬け」が苦手でしたので、2位のわさび醤油漬けと3位の岩のり風わさびを購入しました。
わさび醤油漬けは11月から5月までの季節限定商品らしいです。限定商品とくれば試すしかないっすね!、
後日談でありますが、この2品を加えたお茶漬けが美味すぎ!
【お店データ その3】
「山城屋 」
TEL 0428-83-2368
東京都西多摩郡奥多摩町氷川717-3
http://www.yamasiroya.co.jp/
さて、ここらでグルメの紹介は終わりまして。。。
奥多摩ならではの景観
今回走ったルートはJR青梅線でいうところの御嶽駅から奥多摩駅に沿った国道411号線がメインでした。
奥多摩周辺を走るルートはいくつもあります。検索すると青梅線終着駅である奥多摩駅からスタートするのが一般的なようですが、あえての御嶽駅スタートすることで、多摩川の清流を左に眺めながら左側通行でいくルートとなったのですが、結果的には気持ちの良いライドとなりました。
左手に見える多摩川のせせらぎの美しさの他、次第に紅葉になりかけていく山々、キャンプ場の賑わい、吊り橋、休憩スペース、トイレ(コレ重要)など移りゆく様々な景色はファン・ツーリングの醍醐味でないでしょうか。
暖冬のせいなのか、あと2週間経ってたら本格的な紅葉が拝めたのかもしれませんが、それでも景色に奪われて寄り道をする行程はとても楽しいものでした。
ゴールの奥多摩駅が近づいてくると、白丸ダムという看板が見えて来たので、吸い寄せられるようにダムに向かって立ち寄ってみました。
すると、なんとなんと!
珍しく放水中でして、放水している放水口の真上から見学もできるようです。
なんかステキ💖
また、この白丸ダムには、魚道といってダムができてしまったことにより、せき止められてしまった川の下流から上流に向かって魚などが登れるようにするための専用の道があることを初めて知りました。
時間が限られていたので全部を探検することはできませんでしたが、出口あたりから入ってパチリ!
そして、とある吊り橋を渡った先には、こんな情景も!
なお、今回のルートはコンビニは少ないですが、橋の近くには清潔感のあるトイレも複数あるので、アウトドアが苦手な初心者や、清潔が命という女性にも優しいルートかもしれません。
なにはともあれ、グルメも景観も楽しめる奥多摩エリア。
上級者であれば、早い時間に奥多摩駅をスタートして、まずはライドに集中。御嶽駅を折り返してランチを計画すれば、往復でいろんな楽しみ方を満喫できますね。
これからも、まだ未発見のエリアが多数存在する奥多摩。奥多摩だけに奥が深そう。
編集のプロが作った3分で伝わるムービー
現在、編集のプロが鋭意製作中ですので、また別のタイミングで紹介させていただきますね。
今回は画像多め、本文長めの投稿でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
初級者から楽しめる奥多摩グルメライド(前編)
「日頃、都心部の街中ばかり走っている人、今しか見られない山の紅葉を拝みに行ってみませんか?」
天からそんな声が聞こえたかのように、私は11月10日の晴天の中、ホリデー快速おくたまの先頭車両に乗って、御嶽駅で下車しました。
今回、ここで紹介するのは、未だかつてバイク乗りのブログには記事化されていない「穴場」や「グルメスポット」を周った時の自転車旅の様子です。
自転車系ブログの多くは、行った先の思い出や景観、また走行データなどを紹介するのが常ですが、自転車乗りと言っても千差万別ですから、【ライダーの経験値、バイクの種類、トレーニング要素の有無、楽しむ目的】によって、いろんな方向性があると思います。
万人向けに満足感の高いツーリングなんて存在しないですし、なるべくターゲットをわかりやすく絞った書き方で綴っていきますので、同じルートを走ってみたい方などに参考になれば幸いです。
どんなライダーに向いているか
普段の私は、都心部を中心に700×38cの太めスリックタイヤを履いたグラベルバイクで15〜30kmくらいノンビリ走ったり、月に一度100kmくらいのグラベル系ロングライドを楽しんでます。
また、頻度は年々下がってきているのですが、MTBに乗り換え、フルリジッドのシングルスピードバイクで里山を楽しんだり、HT(ハードテール)やDH(ダウンヒル)バイクで下りをカッ飛ばすことも。
今回のルートは、ズバリロードバイク初級者向け。ルートは簡単で、熟練した経験値も必要ではなく、全面舗装路で距離も短く、坂の勾配も穏やか。
でも、これがバイク歴25年以上の私にとっても、なんだか新鮮、なんだかホッコリで、「せっかくここまで来たんだから奥多摩らしい1日をじっくり過ごしたい」って気分のホビーライダーにうってつけなんです。
なので、「トレーニング重視」とか、「100km以上走らんとライドじゃない」とか、「栄養補給は短時間で行動食とサプリ中心」というガッツリ系ロード乗りさんには向きません。
走っているより、吊り橋で大自然の景観眺めたり、ホントに美味い店に入って店主のオススメ料理に舌鼓を打ちながら野鳥を観察したり、ライド後は疲れた体を温泉で癒したいなんていうノンビリ派なライダーさん向けです。
(と、書きましたが実は運動強度高めでガッツリ走りたい人にも楽しむ秘策があるので後述しますね)
なお、今回は私と同様にお気楽極楽ライドが好みの友人Tさんが一緒に同行してくれました。ま、バイク旅はソロも楽しいのですが、気の合う友人と行くことで楽しみが倍加することが多々ありますからね〜!!
向かって左。最近あごヒゲだけを伸ばしつつある自分。
右はGoPro8をヘルメットにパイルダーオンした友人Tさん
使用バイク
今回のバイク旅に使用したバイクはこちら
バイク:MONORAL GR(プロトモデル)Lサイズ
タイヤ:COMPASS(現Rene Herse) Barlow Pass 700 × 38C
ギア比:フロント 40t(シングル)× リア 11-34t(11s)
主な積載物:ツールボックス(携帯ツール、ポンプ、チューブなど)、750mlロングボトル、輪行バッグ、GoPro撮影機材、ウインドブレーカー、前後ライト
今年度よりMONORALさんからサポートいただいており、この10月からGR(Gravel Road)というグラベル専用設計のNewチタンフレームに乗らせていただいております。
フレーム単体1750gという軽量な身のこなし、クロモリのような滑らかな振動吸収性能、上体を楽な姿勢で長距離を楽しめる同社初のグラベル専用設計。
トレーニング重視ではないのはポジショニングとバイクスペックを見れば一目瞭然ですが、今回のルートはスピードや距離を追求しないので、ロードバイクを始めたばかりの方はもちろん、クロスバイクやマウンテンバイクでも、なんの心配もなく楽しめることでしょう。
走行データ
上の画像右にある御嶽駅スタートで西側に進んで奥多摩駅がゴールというルート。
はっきり言って短いです!!
ルートラボのログデータ
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=c990c580bd4cc8e4671ea7237b859df3
走行距離:約16km (短っ!)
実走行時間:1時間20分 (少なっ!)
トータル所要時間:5時間20分 (食事はもちろん休憩・トイレなど多めですので)
獲得標高:240m (16km走って240mUpって、小学生でもイケちゃいます!)
う〜ん、改めて振り返ってみると、走行時間は1/4だけ。つまり3/4は旨いもの食べたり、橋の上でボーっとしてたり、放水中のダムを上から眺めたりと、バイクに頼らない時間を楽しんでたわけだ。。。
笑える。。
超絶美味のグルメスポット
今回の自転車旅の醍醐味はまさにグルメライド!
自分が店名で検索した結果において、まだどの自転車乗りもBlogなどで紹介していないみたい。
本当??
こんなに美味くてこんなに景観がよくて、こんなに癒されるのに??
と、綴りながら、
本投稿が長くなりそうになったので後半で紹介するので底野所夜露死苦!
奥多摩ならではの景観
本投稿が長くなるですの。こちらも後半に綴りますので、よろしくメカドック!
編集のプロが作った3分でわかるムービー
実は、今回撮影したのは自分&同行してくれた友人なんですが、これらの全ての静止画・動画を編集のプロが鋭意製作中! こちらも後ほど公開しますぜ!