サルサ野郎は考えた

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Grunge ニップルツールセットの使い心地

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こんなにもツール一つで指先から伝わる快感が増幅するのっていつ以来でしょう?
大げさな表現はするつもりはありませんが、本当に作業効率が3倍上がりました。
効率がいいっていうのは、一つの作業工程が早く終わるということだけではなく、

・ミスをする心配がない。
・作業中の手の動きに無駄がなくなり、疲労度が減る。

ってことが言えるんですわ。ホントに!!

ではもったいぶらずにインプレレポートします。

<<Grunge ニップルツールセット>>

肝心要のニップルツールとはコレなり
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先端には3本のスリットが入っていて、微妙に外側に開く構造になってます。また、ご覧の通り、中央にはニップルの中央のスポーク穴に差し込むための凸部分と、ニップルの凹部分を回転させるための、マイナスドライバーの役割をする構造になってます。


そして驚くなかれ、なんとニップル置き場があるんです。
だからニップルツールセットなんですよね。よく考えられてますよ。
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36個の置き場があるのですが、私の場合、たいてい32穴リムを使いますので、
32の場合は、こうやってセンターの一列を境にして16:16の配置すると、残存数が視覚的にもわかります。
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ニップルドライバーの先端にニップルを差し込みます。
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この時、ニップルドライバーの先端が「パチン」っと鳴って、ボタンをはめたかのようなクリック的感覚が手から伝わってきます。この時にニップルドライバーのマイナス部とニップルのマイナス部は合っていなくても構わないんです。

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ニップルドライバーがニップルを確実に掴み、振ったりしても落ちません。指で引っ張らないと取れないくらい着実に掴んでます。
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リムのニップル穴を直接見なくても、スルっとニップル穴に差し込めますので、左手でスポークを支え、右手でニップルドライバーを回していけば良いだけ。

今まで、右手で1本の予備スポークを持ち、左手にニップルを1つ取って摘み、スポークの先端にニップルを数回回して差し込み、リム穴に入れては逆回転させ、右手をマイナスドライバーに持ち替えて、ネジ山3,4回転させていたものが、

ニップルニップルドライバーを合体。(ニップルを触ることはない)
・リム穴に差し込み、時計回りに締め込む
・3,4回転しめたら、ただ引っこ抜くだけ。
・右手はニップルドライバーを持ったまま何も持ち替える必要なし。

ウハハハハ~~~!!!!(最初、思わず声が出ちゃいましたよん)
文面では分かりづらいかもしれませんが、とにかく作業効率がよくてスピード増し増しなんです。

このニップルドライバーは持ち手となる黒い部分が硬質なラバーでコーティングされているので、指先での回転にもしっかりグリップし、3,4回転ぐらいであれば非常にリズミカルにクルクル回せます。

ただ、仮組の後半はニップル回しにもトルクが必要になるので、これまで使っていたParkToolのニップルドライバーで、ネジ山が見えなくなるぐらいまで締め込んで行きます。
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いやー、本当にいいツールは人間を助けてくれるものです。
仮組みの時間が半分以下に短縮されたので、そのまま本組み作業に集中力を持続したまま、突き進んじゃいました。
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この世には、まだまだ巡り会えていない優秀なツールたちがきっとたくさん存在することでしょう。私が知り得ていないだけですから。

だからこそ、今回のように、また感動を与えてくれるようなツールと出会えるのを楽しみに待ちながら、趣味が楽しく続けられるわけです。

3000円台のツールでしたが、2輪組んだところで、なんだかもう元を取ってしまったかのようなお買い得なツールキットでした。

今回も長文ですみません。最後まで読んだぞって方は
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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!


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