サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

やらずに死ねるか! ワーク&ライド

今日はココロとカラダにいい体験が2つありました。
これぞ、マウンテンバイカーの醍醐味なんじゃないかな!ってくらい
楽しく、そして未来に向かっているスタイルの一つだと思います。

1つは、東京・あきる野市菅生地区の里山尾根の道普請(みちぶしん)の作業に参加したこと。言わずもがな西多摩マウンテンバイク友の会の活動の一環です。

ここ、菅生地区は、多くのMTB乗りなら誰しも一度や二度、いや10回や20
回、いやいや1000回超えというツワモノがいてもおかしくないほどの聖地級な地域であります。MTBが楽しいのもこの地があるからと言っても過言ではありません。

そんな感謝の念が絶えないこの地域に、地元の方々、地元ライダーと一緒になって、整備するわけです。
整備というと、かたっ苦しい・面倒臭い・疲れそうだななんて、感じられる人もいるかもしれませんが、

・他人様の山をタダで走らせてもらうんだから、何か恩返しするのが当然だ〜ね!
・放置すれば、自転車も人も入れなくなるほど山はどんどん荒れていく。
だからこそ手を入れることで、何かしら山は強くなり、楽しくなるはず!

そんな思いに共感できる方なら、老若男女問わず楽しめるのが里山整備活動なんです。


さて、具体的にいうと、今回の作業は、
地元町内会の有志、「森林サポートレンジャーあきる野」のメンバー有志、そして西多摩マウンテンバイク友の会のメンバーの混成部隊が、2回(2/18と2/25)に分けて行う作業でありました。

・崩れた道を補修するグループ。
・昨年の台風や水が湧いてきてズブズブだった箇所を定期的に整備するグループ。
・南北の尾根道の倒木や落ちた枝を片づけて、道の周りの枝や草を刈るグループ×2。

作業場所が4箇所に渡ったので、4班に分かれての作業。
私たちのグループは、昨年補修した箇所の再整備、および水切りの追加です。

補修とか、整備とか、水切りとかカタイ表現だとわかりにくいですが、
なんのこっちゃない! 
「水は水の通る道を通ってもらい、人が通る道はもっと歩きやすくしよ!」ってこと。


イメージ 1

繰り返しますが、
里山は、人の手が入らないと、雨水によって土が流され、岩が露出し、崖は崩れ、水たまりがあちこちにでき、倒木による道の遮断、落石だらけの危険スポットになり、山道としての散歩道が、あっという間に朽ち果てていきます。
MTBやオートバイが入ることで、さらに悪化する要因にもなり得ます。
今回の補修箇所は、MTBやオートバイは入らないエリアで、主にハイカーや地元の方々の散歩道ですが、こうした個所も保全することで地域の方々とマウンテンバイカーの関係性を良好に保つわけで、山をひとつの生き物として見た場合の山全体の活性化に繋がっていきます。
(バイカーは自分の走るとこだけキレイにして終わり!じゃないってこと)



(やばい、超早朝の早起きさんでしたので睡魔に勝てません。一旦寝ます。
 翌日、続きを書き上げます。)