サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

さとやま活動

本日、西多摩マウンテンバイク友の会(=以下:「友の会」)のメンバーの一員として、
あきる野市にある大澄山の保全整備活動に行ってきました。

友の会としては、前回7/24に行ったの、今回はその続き。なんと大澄山での整備活動は実に9回目。
まさに継続は力なりですね! 
個人的には大澄山では初参加となりました。

実は、同じ日にあきる野市の深沢地区という場所でも、市と自治会から友の会に対して草刈りのお手伝いを依頼されており、友の会は大きく二手にわかれ大澄山は20名以上、深沢地区は10名以上のメンバーが参加しました。

両方の作業内容とも、MTBのためのトレイルづくりとは直接的に何も関係ありません。
どちらもこの地域の再生をお手伝いすることが目的であって、その先にMTBが何かしらのつながりを持って、地域の中で共存していくことがねらいです。

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リーダーSさんから、本日の作業内容の説明です。

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そして、地元のA原さんのお話。
実にココロに染み入りました。

私たちの行っている作業は、誰のために行っているのか?
実は、40過ぎの私たちのためではないのです。

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本日、参加した最年少(11歳)のこの子供たちのためなんです。

A原さんは、何十年もここで山と友にくらしてきている方で、「生態系を守ることの大変さ、現状の環境破壊の進行、今ある山や森をどうすべきか」など、熱心にそしてわかりやすく語ってくださいました。

私の理解した範囲ですので、論点がオカシイかもしれませんが、A原さん曰く
「生態系の頂点の動物を保護するように環境の仕組みをつくることで、山や森が生きてくる。」と
いうこと。
ここ周辺で発見されたオオタカはわずか29対のみとなってしまったそうです。

間伐することで、大木たちは根腐れを抑制することができるだけでなく、オオタカにとっても木々の間を飛び回ることで、えさを捕る空間が確保されるそうなのです。
保全整備作業も、まだまだ終わりはずーーと先です。保全整備された部分はまだ山のほんの一部です。
同じ作業が何年もかかるかもしれません。
そして、元のような生態系に戻るのも数十年先かもしれません。
でも、自分たちがおじいちゃんやおばあちゃんになった頃に、オオタカが今よりも多くなるようなそんな場所を残しておきたいと思います。


というわけで、
本日の作業は、前回の継続です。
うっそうと茂っている竹を伐採していく担当と、「そだ」を作る作業班に分かれました。

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(photo by S.Shigeki)
私はそだ作り班。さてどこにいるでしょう?



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山の斜面に杭を打っていきます。
この杭も、杭作りに秀でたメンバーによる手作りです。
(それにしても、ここの斜面、キツかった~~!)

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2,3mの間隔で杭を打ったあと、その斜面に竹などの木々を並べて地面を固めます。
木々の間には、刈り取った葉っぱや細枝などを詰めていき、そだを完成させます。


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木づちや、のこぎり、なた、かまなど、道具は豊富にあるのですが、
やはり手慣れたメンバーの腰には、My ツールが!!
これ、シビレルほどカッコイイです。

自分はMTB用グローブしか持っていなかったのですが、これでははっきり役不足
今度参加する時には、表面がラバーの軍手や、使いやすいMy ツールを装備したいですね。

この日も33度という酷暑でしたので、小まめに全員一斉に休憩を挟みます。
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最近のお気に入りはコレです。
少ししょっぱくて味も濃くて、ガツンとくる感じが効いてそうでイインです!


そして、午前中で作業は終了。
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ごく一部しか写しておりません。山の上まで進みましたが、まだまだ先は長いのです。


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仕事を終えて、ほっと一息。
この写真みて、我ながらMTBerってカッコイイなと思いました。
だって、ヘルメットやサングラス、グローブ、ウェアはMTBのものを流用できるんだもんね。
そんなクールなスタイルでライドもするんだから、カッコイイ。

そして、どんなに暑くたって、数十名のメンバーが集まってくれる友の会の人間のパワーの力強さに感嘆します。ボスの強いリーダーシップはもちろん、中核となっているメンバーや、適材適所に強みを発揮できる人材が揃っている集団の力は、これからもより大きくなっていくことでしょう。

今までも輪業界では著名なこんな方や、都市部ショップのこんな方までも参加されております。

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こかげで休憩中のBikeたち。
午後はがっつりご褒美ライドだから、待っててくれよ!

※79erとなったSalsa El Mariachiはどうなったの?
 続きは、別の日記にUpする予定です。
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(訂正)
この保全整備活動に参加するまでは、「トレイル活動」というカテゴリー名にしておりましたが、
単にトレイルだけをメンテするわけではないことを体感できたので、これからは個人的に「さとやま活動」ってネーミングします。
ただしくは、里山保全整備活動と呼んだほうがよいかもしれませんが、あえて「さとやま」ってひらがなにし、短くすることで、老若男女の万人に愛され、理解され、受け入れられるような気がしてます。


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