サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

26インチのオイシイとこ!

もう、昨日のハナシになりますが、
王滝仲間のF#さんと一緒に久しぶりにトレイルに行ってきました。

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後ろのAUDIはオイラのではありません。

このトレイル、一体何ヶ月ぶりに来たんだろう。しかもTurnerはかなりのご無沙汰。
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FフォークはTurnerには初めて装着した120mmのF32 RLC Fit 120、
Rユニットは100mmの'09プロペダルという下り天国な仕様で挑みます。

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唯一の水場で、わき水を一口すくって、Start!!!

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先日の台風4号の爪痕でしょうか、倒れてから数日くらいしか経っていない大木があちこちに見受けました。
こいつは、もう戻れないのか、それとも曲がっても育つ木もあるのでしょうか。
こんな大木でも倒れてしまうとは、とてつもない自然の力の脅威を感じます。

さて、2009年以来、このコースにはかなりお世話になっているのでして、26インチのCharge、29erSSのSalsaで走り尽くしました。だからこそ、29erSSに慣れ切った私がかなりのブランクを開けて26のギアードTurnerで走るとしたら、その差が何かしら体感できるのだろうと、ワクワクでした。

しかし、イマイチ調子が乗りません。
その原因は、シフティングの調整がビシっと決まっていなかったからです。
登り返しの前に、シフトダウンを終わらせているのに、登坂中にトルクをMaxに持っていくと、「がっちゃがちゃがちゃ!」と勝手にシフトチェンジが続いてしまう始末。

平地でトルクをかけない時はシフティングはウマくいっていたのに、なぜだろう?と、適切な対処することも深く考えず、ガチャガチャシフトのまま半分を終えてしまいました。

休憩時に、やっとそのシフティングの悪化した原因がわかり(理由は恥ずかしすぎて書けないほど)、後半はスパスパしフティング復活で、本来の楽しさが復活してきました。

また、おっちょこちょいな自分はリアサスの「プロペダル機構」の存在も忘れて、平地や登りでもプロペダル最弱のまま。

シフトといい、リアサスといい、メンテ不足と調整不足はSSライダーの鬼門かもしれません。

中間地点の休憩小屋では、F#さんの650B仕様のKLEINとの比較!!
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では、26インチは何が良かったのか?

ハンドリングが軽いことと、サスを利用してのバニーホップ(小)系なレーンチェンジが楽しすぎる!
29erでは積極的に、車体をピョンピョン跳ねながら楽しむことをしなかったのですが、26になったとたんに、そんな遊びライドがやりたくなりますね。自分のカラダの下でBikeを遊ばせる自由度が高いのでしょうね。早く走るというより愉快に走るMTB本来の楽しみの一つがここにあり!

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午前はややウエットだったシングルトラックも、11時を過ぎたあたりからお日様が出て来て少しドライになり、涼しい風も吹き始めてきました。極楽コンディションモード突入っす!
そんな好天でしたので、この日はライダーが多かったですね。あのYETI乗りのmarumaru7さんともコース上でご挨拶できました。

また、ライディングのハナシに戻ります。
さて、登りはどうなんでしょう?
フルサスというアドバンテージがあるのに、タイヤがトラクション抜けすること多数。
これは、26がダメということではなく、私が29erに慣れた走りをした証拠だと確信します。

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29erはホイールベースが長く、特にBBからリアセンターまで約4cmも長いのです。
その上、やまめポジションを好んだため低く遠い-6度130mmステムを搭載し、上体を押さえつけるように乗っていました。
登坂時はリアに荷重しても、フロントが浮きにくく、ますますリア荷重を増幅できます。
また、空気圧1.5barの29erのタイヤは接地面積も26よりかなり広い。トラクションが抜けにくい方向にどんどん進化しているのであります。

その重心移動をそのまま26に持っていくと、フロントが浮き始め、それを警戒するがあまり前荷重が極端になりリアがスベルという始末。

(またしても説明Blogになりつつありますが、ご勘弁を!)

でもね。

これで、いいんです。

だって、29erでは登りでラクしすぎていたんです。
だから時々26に乗って、ピッタリな重心をカラダの芯で鍛え直すんです。
もっというと、26のハードテールこそ、Bikeの先生のような存在。
ここに帰ってくれば、自分の基礎がどこが出来ていて、どこがなまっているかを教えてくれます。

私見だらけですが、少々乱暴に言わせてもらうならば、

速く走りたい!
レースに出たい!
登り坂をスムーズに走りたい! 
==>> 29erのいいところ。

バイクの基本をつかみたい!
飛んだり跳ねたり自由自在感覚を味わいたい!
===>> 26インチのいいところ。

という印象でした。(お粗末さまです)
来月のDHツアーも、この下り系Turnerでかっ飛んできます!!


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いっしょに行ったF#さんが撮ってくれた写真を早速使わせていただきます。
楽しかったですね。また行きましょう!

シングルトラック最高!
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