サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

ツラ楽しかったぞ 42kmレース<前編>

終始居心地のよかった宿を5時前に発ち、会場入りすると、駐車場にてF#さんと合流。
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SSJ参戦も果たした彼のバイクは、今回も潔いSS!
32×22t 半コマチェーン使用でノーテンショナー。
ところどころギミックなワザをかます彼。お気づきな方は気づくかな?
実は650Bです!

さて、当日の準備
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ニューハレ XテープとPhitenによる膝周りと

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脚の裏、かかと、ふくらはぎもニューハレで疲労を予防
前日、ニューハレの代表である芥田さん直々に貼り方を教わり出たばかりの本を読んで本番に臨みます。

ハンドル周りは
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左から
POLAR S720i(心拍数、高度、時間、気温を表示)
赤いカメラケース(Hさん、大切に使います!ありがと!)
SUPERNOVAのライト
CATEYE CL200サイクルメーター(時速、走行時間を表示)
温度計(ほとんど見なかったけど)

42kmはわざわざアップする必要がありません。
なぜならスタート地点までが11km自走というオマケがあるから。

ここで、気持ち15%くらいの”大”したい欲求がありましたが、トイレを待つ糞長い行列を見て断念。
これがあとで、ちょいと体調に響きました。

スタート地点に着くと、そこは、

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ガーーンとなるような列の長さ。
年々人気が出てきた42kmクラスにはなんと400人以上ものエントリーがあったようで、私たちは300番くらいの位置に並びました。
ま、SSなもんで、あまり前すぎてもゴチャゴチャ集団の中で抜かされるリスクは少なくてよいのでしょう。

スタートまでの間に補給食でエネルギーチャージ!
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ふっふっふ!
まだ未発売のStinger チョコ味なのだ。飲み物がなくても飲み込みやすい歯ごたえと胃袋への満足感が魅力。

スタート10分前なのに、小便の神様が2度も降臨してきてしまい、
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ほぼ、こんな姿でスタート。(号砲は聞こえなかったっす)
走りながら、グローブ、サングラスをはめて、ザックをロックする。

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ガンバレ、おれ!

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おお、走っているのに小指がピーーンと立ってるじゃん!
じゃなくて、
ダンシングには欠かせないエンドバーですから。

前半は、快調に飛ばします。
昨日のツーリングで、心拍の目安としては、
165が、ややゆるめ強度
170が、標準な辛さ
180前後が、ちょっとキツイ証拠
190前後は、長くは続けられないかなりのキツさ
という、感覚データをもとに、踏ん張りを出してよい時と、休むべき時を使い分けながら走りました。

登りになると、ギアードの多くの人たちがスピードダウン&ケイデンスアップ!
ところがSSは真逆でして、ケイデンス維持=スピードそのまま、心拍アップとなります。

当然、いろいろな筋肉を分散して使うようになるので立ち漕ぎは積極的に利用。
シッティングも上半身を大きく利用してペダルに全体重をのせていくようなスタイルに。
そんな漕ぎ方を日頃練習していないので、腰に負担がきつくなっていきます。

スタート前に済んでいたはずの、小便の神様が二度目の降臨。
ま、好意的に解釈し、用を足しながら1分ちょっとの小休憩をとりました。
今まで登りで抜いたライダーさんたち20人くらいに抜かされまくり。。。

前半の登りのピークを越えて、13、4kmぐらいを過ぎ、豪快な下りを楽しむ頃、
過度に信頼していた前輪が急にグリップを失いかけ、バランスを崩し転倒。
タイヤのせいにするのは簡単ですが、もっとシビアに見つめると、長い登りで酷使された腰が柔軟性を欠いてしまい、前後荷重のバランスを悪くさせたんでしょうな。

ただ、そういったライディングテクニックや体力をカバーする上で、機材を突き詰めていくとすれば、少なくとも前輪は重量面はさておき、サイドグリップ重視、耐パンク性能の高いエアボリュームのあるのがベストかと。後輪は、転がり抵抗よりもガレ場でトラクション抜けしないグリップ重視。Ritchey Shieldはどちらもその真逆の選択だったかもしれません。
平坦の多い100kmやフルサスになるとまた求める要素が変わってくるので、懸案事項は引き続き検討していきましょうかね。

いったんまとめておくと、私程度のスキルで42km ハードテールならば
フロント:Continental MountainKing 2.4inch
リア:Continental X-King 2.2inch
ってところがベストに近い気がします。

毎度、長過ぎるという声が聞こえてきそうなもんで、ここらで前編として終了!
後半にあの方が登場するドラマがぁ!!!!(つづく)

いつも励みになります(マジで!)
後半もちゃんと手抜きしないで書きますので
よろしくお願いします。