サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

I have a ハブ!

手組に踏み切った理由はコイツでした。
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そもそも、29erを始めようとパーツを揃えた昨年の夏。
とにかく早く乗りたくて、軽量さとグラフィック重視で完組ホイールに突入したのでありました。
American Classic MTB 29 Tubeless Single Speed
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(思い返せば暑く6月下旬のことでした)

32Hで前後1650g、しかもチューブレス仕様ということで、かなりの恩恵を受けたのは間違いありません。

初めて乗るSSならではの静かさの中に、かすかに鳴るラチェットの空転音に感動してましたね。


26インチのフルサスや、ハードテイルでも登りきれなかった2や7の登りが、29erに乗るようになってから徐々にコツを得てくると、制覇できるようになり、むしろ楽しいとさえ感じてきました。
また、長く続く登り坂だけでなくとも、下った後の登り返しの際にも、ギアチェンジをできない代わりにどこで漕ぎ始めるのか、どれくらいのトルクをかけながら踏ん張るのかをカラダが覚えてくるようになります。SSに乗ると上達するっていうのは、こういうことが自然と身に付くからかもしれませんね。

ここ最近では、OS店主のKさんと”あそこのあの坂を登るためのギア比談義”なんてのも、Ourブームとなっています。
ギア比については、また別途記事をUpしたくなるくらい萌えてます。

そんなこんなで、SSで登るっていうのが一種のテーマとして昇華してきた今、やはりきちんとかかるハブに手を出したくなったというわけです。
おっとっと、またいつもの癖が。。。
ここまで理由を述べるのに、掘り下げ過ぎたかな。まいっか!

というのもアメクラ(→この短縮表現って、なんかエロいんでちょっと抵抗アリです。)のハブは24ノッチという、現在の最新ハブに比べるとちょっと粗い数。しかも爪が山を超えてカチっと鳴って引っかかってから、駆動方向にグイっとトルクをかけてハブに駆動力が伝達するまでにも若干の空転があるハブなんです。個体差なのかな~。初めてのアメクラなのでグレードやタイプ別比較はできませんが。
静止状態からの空転ならまだしも、走行状態からになると、そのスピードにもよりますが、空転角度は90度近くなることも体感できてしまいます。

これじゃアカン!

”独身最後の内緒買い”ってことで、Hadleyの登場です。

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(72のっち!・Kingより20gほど重い実測353g)

決して重量面では軽いハブではないのですが、よく回転しよくかかるハブ。
きちんとメンテすれば、KINGのヘッドパーツ同様、ショップ泣かせの超長寿命です。

おいおい、どーしてギアードなんだよ?との声が聞こえてきそうですが、
21tと22tをギアクランプで固定し、その日の気分でギア比を選ぶなんて妄想を抱いていたり、ゆくゆくは王滝にも29erで参戦する際にもギアードホイールにできる選択肢を残しておきたかったと言い訳しておきます。

で、アメクラのホイールはどうするか?
オクに出すのもありですが、ハブを交換することもよいかなと。手組ホイールの練習にもなるし、少し頑丈なアッセンブルで仕上げるのも手組のならではの楽しみの一つです。


SSに目覚めさせてくれたOS店主がちょっとかわいそうな状況です。
これからもどんどん応援したいし、29er文化の真ん中にいてほしいです。
互いのSSライフはこれからも続きますからね! いっしょに頑張りましょ。店主殿!