サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

Volt400とKINETICのインプレ そしてヘルメットライトの効能

自転車のライトを一新しました。

入手できたのは、こちら

フロント用
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リア用
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今回も長文になってしまいました。読む前にクリックで応援して~!

ライトは、使う用途によって、選ぶべきプロダクトが変わってきますので、万人に100点満点なものなんてありません。

なので、私の用途をさらっと要約すると

・街乗り < 深夜の街灯が少ない河原サイクリングロード走りに重点
・長くて3,4時間走行
・レースではないので、極端に明るくなくてもよい

それを満たす要件は、
【フロント】
・400ルーメン前後の明るさで3時間点灯可能
・ツーリングで連泊することもあるから交換式電池であると望ましい
・街灯が無いところは、ハンドルバー+ヘルメットに装着する2灯が望ましい
・ハンドルバーはライト以外のアクセサリーやバッグがあるので、
 付ける位置が狭く、スリムな方が望ましい。
・USB充電可能
・高すぎない。アフターパーツが充実。

【リア】
・日中でも後方の被視認性が高いもの
・USB充電可能

CATEYE、LEZYNE、Knogなど国内入手しやすいもからの検討で、行き着く先はCATEYEでした。

明るさの割には持続時間も長く高効率だったこと。
アフターパーツが多いこと。
総合的コスパが優れていること。
が決めてでしたね。

以前使用していたライトSUPERNOVA Air Stream2(370ルーメン)を買ったときも、こんな明るいライトは反則じゃないのか?なんて思いもありましたが、そこは日進月歩。
いやいや、1/4程度の価格でもVOLT400は凌駕している点が多々ありました。

SUPERNOVAとVolt400を並べて装着したときの比較です。

まずは、SUPERNOVAの点灯テスト
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実は、珍しく横長の光軸を持っているので、照射範囲がワイドでいてなかなかの明るさがあります。

さて、Volt400は!
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光軸の太さはSUPERNOVAよりも細く1点集中型で、ピンポイントに明るい部分が印象的ですが、なんとすぐ近くの手元は、SUPERNOVAよりもワイドに、まるで別体のフォグランプを同時点灯しているかのような見易さがあります。

2つを同時点灯させると、こうなります。
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こんなに頼もしい灯は未体験。
レーススピードでシングルトラックを駆け抜ける必要がなければ、この2灯で全く問題ないはずです。

でも、暗がりはまっすぐな道だけではありませんもんね。やはりヘルメットに装着するライトで行きたい方向を照らし出すのがベスト!
(といいつつ、実はやったことがなかった)

というわけで、Volt400に同社の専用マウントホルダーーでMETの中央に装着しました。
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かぶってみて、う~~~~~~~~ン。。。。

軽量な部類にあるはずのVolt400でも、マウントする位置がどうしても高くなってしまい。本体がたった120gでもかなり頭がゆらゆらと揺れます。
揺れやすくなるから、必然的にMETのストラップをきつくするのですが、揺れるとさらにストラップが引っ張られ首が締まりやすいという難点が。。。

とはいえ、ライトonMETを試してみたく、スイッチOn & ライドへGO!

うぁうぁ!!
なんと見やすい安心感!
今までコーナーの先が見えなかったところも、バシバシ見える快感がたまりません!

ハンドルバーのみの点灯とハンドルバー+ヘルメットライトの比較です。

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同じコーナーを撮っているのに、ハンドルバーだけでは、左側の太い幹も見えませんでしたし、コーナーの先もわかりませんでした。
こんなに違うなんて!! こりゃ、多少ヘルメットが重くてもヘルメットライト最強じゃんなんて、170度くらい考えが変わってきました。

ちなみに、撮影時は走行していません。走る角度でバイクを傾けたままの姿勢で止まっての片手撮影です。

もう一つ別のコーナーでも。
左がハンドルバーライト、右側がヘルメットライト追加点灯です。
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ゆるく右に曲がるカーブなんですが、いったん左の外側に振ってからインに向かうため、ハンドルバーと車体はやや左に傾いております。
そのため、ハンドルバーのライトのみだと、カーブの外側しか照射せず、本来行きたい方向の右側(イン側)がくらいままでした。

これで、ヘルメットライトの利点は、一目瞭然かと思いきや!
まだまだ、あったんですよ効能というヤツが!


端的に言うと
コーナリングが上手くなるんすよ」


ちょっとオーバーかもしれませんが、ウソではないです。(自分比)

正確に表現すると上手くなるための矯正ギブスみたいなものです。

矯正ギブスになっちゃう理由その1
まず、行きたい方向が暗いのはまずいので、ちゃんと狙いを定めて首を振るようになります。目だけでコーナーを追うのではなく、首から方向づけるようにね。

行きたい方向に首を向けることで、ラインが安定していくのがよくわかりました。
(ためしに、行きたくない方向に首を向けると、めっちゃ不安定で集中できません)

矯正ギブスになっちゃう理由その2
前述しましたが、たとえ120gでもライトの重さを感じます。しかもホルダー位置が高いので、どうしても重心が高くなってます。
それを、どうすれば重心の重さを最小限にできるかというと、常にライトの重心と頭そのものの重心の軸を同じにするのです。
わかりやすくいうと、コーナーで体とバイクはイン側に傾いているけど、アゴの先端は地球に引っ張られていて、頭はなるべく地面と垂直になるということです。

今年1月にタナトレでタイムアタックしたときの頭の角度はこうでした。
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それから3ヶ月の基礎練をした後の顔の角度はこうなりました。
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重心の軸が曲がっているのか、正しいのかが、ライトという重量物があるせいで如実に体に伝わってきます。軸が合っていないと、ライトの重さにヘルメットが地面方向へと引っ張られ、首への負担へとつながるのであります。

このあたりは、カーブの進入スピードによって横Gの大きさも変わるのでしょうが、私ぐらいのゆるいスピードだと横Gよりも、引力の方が大きいみたいです。

ただし、まだまだヘルメットライトには改善点も見えてきました。
それは前後の取り付け位置です。

平地での首の傾斜角度がこんな感じですが、
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頭頂部につけたはずのライトが、実際にはアゴよりも前に来ております。
これだと、首を上に上げるために余分な力が必要で、振動がある度に、ライトが前に落っこちる振れ方をします。
ちょっと不恰好ですが、取り付け位置はあと1,2cm後方にずらしたいですね。



おっとっと、フロントライトのことばかりで話が長くなりましたので、
リアライトは、百聞は一見にしかずってことで、10秒で紹介!


どう、昼間でもこんなに明るいブレーキランプなら、街乗りにも安心じゃん!

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