3種の神器「パウダー・クリーム・レバー」
タイヤに関わる3種の神器が揃いました。
今までは、全部使わなくてもOKなケースがほとんどでした。
たま~に使うものもありました。
10数年前に少し使ったきり、ほとんど使わなくなったものもありました。
しかし、なんで3種セットで使うようになったのかというと、
・とにかくビードがキツ過ぎて、ハマらない・取り外せない!
・とにかくビードがキツ過ぎて、タイヤレバーが折れた!
ビードがキツ過ぎというのは、リムとタイヤの相性にもよるので、
コレに当たっちゃった場合は災難というか、指の皮をめくる覚悟が必要かと思った次第。
チューブを噛み込み、パンクすること2回。
お気に入りのレバーを折ること1回。
これは、自分の技量の少なさを露呈しているような失敗談ですが、もう繰り返したくない備忘録として書き綴っちゃいます。
こうなったら徹底的にタイヤ・チューブに入念かつ慎重に対処が必要なので、3種の神器を引っ張り出すことにしました。
1) タイヤ・パウダー
成分は、汗かきやすい赤ちゃんのお肌につけるベビーパウダーとほぼ同じで、主成分はタルクというものですが、Panaracerのタイヤ専用に開発されたタイヤパウダーは、ベビーパウダーよりも飛び散りにくく塗りやすいようです。(この記事を参考にさせていただきました。)
実は、J&J社のベビーパウダーも使ってたことがありますが、今回は「入念かつ慎重に」コトを進めたかったので専用品を使ってみたくなりました。
試したところ、専用の付属スポンジがGood!
粉をスポンジに取ってから、チューブに持っていく際に飛び散りにくかったですね。
最後は、両手の平を使って均一に伸ばして終了。3分もあればチューブ2本分対処できます。
ちなみに、説明書きにはタイヤの裏側に塗るという指示がありましたが、チューブとリムの接合面の摩擦抵抗を無くしたかったのでチューブのみに均一に塗布しました。
2) ビードクリーム
2000年前後、私がDHにハマりまくってた時代にはよくお世話になったものです。
キツ過ぎタイヤの銘柄がバレてしまいましたね。
WTB NANO40c TCSとStans' Arch EXは”スーパーキツキツ”ですので要注意!
タイヤの内側にタイヤパウダーを塗らなかったのは、この作業を着実に行いたかったからでもあります。
ビードクリームとタイヤパウダーの作業を終えて、チューブにシワが入らない程度に空気を入れて、リム、タイヤ、チューブの位置出しを終えたところです。
(たのむ、コレで上手くいってくれと望むばかり!)
3) タイヤレバー
今まで、一体何種類のレバーを試してきたことか!!!
通っているショップ店主のお勧めも参考にしたこともありましたが、いろいろと試しているうちに、タイヤを外す時に使うレバーと、嵌める時に使うレバーを使い分けるようになってきました。
タイヤを外す時に使うレバー Panaracer TL-3
Panaracerのコレが断然いいです。
爪の角が鋭利なので、わずかな隙間でも爪をビードに引っ掛けることができるのが最大のメリット。スポークに引っ掛ける形状もこれ以上ないくらいよく考えられておりますね。
ただし、その鋭利な爪が繊細なので寿命は短く、先端の形状がだんだんと丸くなっていくため、常に状態の良いものを2,3本ストックしておく必要があります。
また、折れやすいのも特徴。堅すぎるビードを無理やり押し上げるとよく折れます。
タイヤを嵌める時に使うレバー PEDRO'S タイヤレバー
中央部の厚みが最大の特徴!
まだ折れたことはありません。爪先も比較的厚めにできてますし、丸みがあるのでチューブの噛み込みリスクも最小限にしてくるようです。
果たして、3種の神器は驚くほど効率的に作業をすすめてくれました。
レバーが折れそうな心配もなく、ビード上がりもスルスルと定位置に収まってくれました。やはり、適材適所に専用品を使うのは気持ちよさの問題ではなく実務的に効率が良いということが立証されました!
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