サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

以下でもなく以上でもなく

昨日、「ポジション変更したBikeのフォームチェックをするため」なーーーんて理由を付けて、久しぶりにトレイルに脚を運びました。久しぶり? 2週間ぶりでしたけどね。

1/19のSSJプレイベントにてMr.29erタカギさんの空気的炭素化合物(別名:Niner Air Carbon)に乗らせてもらってから、他人様Bikeなのに、無理なく自然に軽くこげる不思議な感覚に浸りました。
フレームジオメトリーは当然MyBikeとは違いますが、その理論には納得するところがあり、もう少し強調した味付けを試してみたのがこちらです。

イメージ 2


ズドーーンと前方に伸びた3T・130mmステム(6度前下がり)
以前のRitcheyステムよりさらに10mm伸ばしました。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、左右や上下何処から見ても3Tのロゴが3カ所見えます。
でもって、モデル名だとか目盛りとかなんだか小さな文字が沢山かいてあるんですが、デザイナーはきっとガンダム好きなんだと察します。
蛇足ですが、私はアムロレイに似ていると言われた事がありましたが、個人的には一堂零くんの方が大好きです。


そして、タカギさんもご愛用のハンドルバーです。
イメージ 1
これも3TのカーボンBar! 740mm バックスイープは12度! 
ここにも3Tが強調されますね。私の名字は日本で一番多い名字のサト◯ですが、なんか語呂があってるようでMoreベターよ!

今まで、5度、9度、11度ときて今回は12度のバックスイープ。
非常に微妙な変化ですが、これがとってもしっくりキテマス。

イメージ 3

さらにさらに!
今まで2ヵ月ほどFoxサスにお任せしていた腕サスを再度強化するため、Salsaのクロモリフォークに変更とキタ!
肩下寸法がちょっと低くなったので、コラムスペーサーでやや上方に修正。
イメージ 4
セットバックがキツかったシートピラーもTHOMSONに変更して
ポジショニング変更はこれで終了!

う~ん、よく見るとMサイズのフレームよりLにするべきなんじゃないかと思う今日この頃いかがお過ごしでしょうか。。。。(寒



さ、さて、
舗装路のユルい長いのぼりを試します。

イメージ 5

舗装路でアップですが、なるべく雪が少ない路面抵抗が低いところを選んでRide

イメージ 6

あー、すすむすすむよ! 宮尾もすすむ!

さらに遠くなってワイドになったハンドル周りが、呼吸を楽にしてさらに脚の蹴りを楽にしてくれました。これはいい!
これ以下でもなくこれ以上でもないポジションというのがやっと見えてきた感じです。
まさに29er的な人馬一体ポジションです!

リジッドフォークに換えたことも奏効しましたが、実はギア比も変わっていたのでありました。

Rotorの33tから、届いたばかりのRennenの34tへ

イメージ 7


こちらのコグもRennenでんねん! 22t 
イメージ 8


というわけでして、33×22t(1.50)だったのが、34×22t(1.545)となり、
ほーーんの少し、重くなったわけです。もちろん舗装路ではグイグイ伸びてスピードも上がります!
また、今回からザックをやめて、フレームバッグのみにしてみました。
それまで背中に多いかぶさっていた物が取っ払われ、自由になった上体がさらに走行感覚を向上させてくれましたね。これはイイ!
大量のハイドレーションが必要な時がくるまで、しばらくこのスタイル続けます。

イメージ 9

舗装路を終えてシングルに入るとまだまだ積雪が残ってました。
さらに100mくらい進むともっと積雪が!!

イメージ 10


これ以上進んでもほとんど漕げないし、トレイルを荒らすのは気が引けるので、来たラインをそのまま引き返し舗装路で引き返しました。
いいんです。雪を見ながら走ることできたし、ポジションの確認ができたということで!


ところで、あのMom&Pop'sの大島さんも
29erのハードテイルでシングルギアの組み合わせが大人の自転車だっ!」
http://mamapapa.at.webry.info/201102/article_12.html
って、提唱してますね。

鬼加速、マニュアル、ビッグジャンプ、ショートターンのスイッチバック、でかバンク、高速系ダウンヒルをしたいのならそれ相応のBikeを!

里山で自然と対話できるくらいのスピードで風を切るのが好きで、がむしゃらにならなくてもある程度いなしてくれるのが好きなら29erを!

ってのが大人の選択だと思います。

もちろん豪快なスピードでかっ飛ぶ富士見パノラマでのダウンヒルも好きでやまないのですが、29erの入り口に立って1年目の私は、もっともっと29erの奥深さを追求していきたいなと思います。