サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

小っさな改良・大きな満足

パーツがポン付けでバチンと決まり、使用後も何の不自由もなく微調整することもないまま、永続的に調子よく使えて、な〜〜んも問題が発生しない!


んなことはひっじょ〜〜にマレなんである。


あるときは、ポン付けできずにいろんな加工をし、
あるときは、インストール時には上手くできたはずなのに実走したらダメダメだった。
あるときは、取り付け加工しようと思ったら、ボルトが追加で必要になった。
and more.......

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しかしね。
だから楽しいのよ、自転車ってやつは!
完璧なものなんてつまらない、少しのアイディアといっぱいの愛情で完成させるのが楽しいってもんです。

今回、そんな楽しい時間を与えてくれたのが、コイツでした。
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Circlesさんお取り扱いのRALというブランドの
Front Loaderです。 http://shop.circles-jp.com/?pid=111891012 

バイクパッキング専門品ほど、機能重視というわけではなく、
自転車で出かけるのがウキウキしちゃうようなポップな存在になれるシェイプ。

取り付け方法はとっても簡単
商品サイトにある画像を使って説明しちゃいますね。

バッグ上部にある2本のバックル付きベルトで固定
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(写真は商品サイトから借用しております)

バック背面にある伸縮コードをヘッドチューブなどに固定します。
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(写真は商品サイトから借用しております)

ところがドッコイ!
これが、ソコソコの積載量を載せてかなりガタガタなグラベルロードを走ったとき!

「バックルが緩む!」
「左右にずれる!」

という固定方法に”やや難あり”だったんですよね。

さてさて
この問題を美味しく調理してみました。

1. バックルが緩む

<原因>
ハンドルバーにきつく固定すると、付属ベルトのバックル位置からすると、どうしても固定力が弱いようで、緩む方向になってしまうんです。
かといって、全部緩むのではなく2,3cmのび太ところでピタっと止まります。

<解決>
ハンドルバーにはきつく固定したい。でもハンドルバーからバッグを少し距離を置くことで、バックルが適切な固定力を発揮する角度になるのであります。

そこで、付属ベルトに2mm厚のゴムをぐるぐる巻いたものをタイラップで固定し、ハンドルバーとの間に距離を置いてみました。

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2. 左右にずれる

<原因>
これは、積載荷物の重心バランスがおかしいのも要因なんです。
携帯バッテリー、財布、チェーン錠、携帯工具、アウターなどが重量物のあるもののバランスを整えないまま詰め込んだので、バッグの内部で重心位置が傾いてしまい、バッグが重い方に傾いていく。さらにゆるみつつあるベルトがバッグ内をさらにシャフルさせて、重いものはどんどん寄っていき、バッグ本体もズレていきます。

<解決>
積載物の重心のセンタリングはいちいち緻密に計測なんてできませんので、別の要因を解決していきましょう。
上記のバックルの固定力の強化は大前提ですね。
つぎに、ベルトそのものがハンドルバーの上で左右に滑らない工夫を取り入れました。
またしても、タイラップです。
幅4mmくらいの少し太いタイラップを2本のベルトの内側に固定しました。
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両側の2本のベルトは、きつく固定されているので、タイラップをまたがってズレ込むことはなくなりました。

ついでに、もう一つ改良点をば!

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Garminのハンドルバーマウントホルダーを使って、バッグが垂直方向に位置するように後ろから支える役目を担うように装着してみました。

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これで、Front Loaderの固定もバッチリ👍
必要なものを積載して、1時間ほど街乗りをしてみましたが、ベルトも緩まず左右にもずれることは皆無となりました。

こうして、お気に入りのパーツがしっかりと定位置に固定されるのは私にとっての満足だけでなく、バッグ自身も心地よいはずでしょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
応援よろしくおねがいします
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