サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

レース用ヘックスドライバー現る!!!

広告を見て直感的に、「あ、欲しい」と思えるパーツは、どんどんその直感に素直に従ったほうがいいという実例がありましたよ。
ウンウン、こんなにうなずけるプロダクトはそう滅多にないね。

それが、コレ!
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Fix It Sticksのケージマウント用ホルダー!

実は、Fix It Sticksは数年前から所有していたんだけど、構造上、2本がバラバラになる上に、2本ないと意味をなさないものでどうも収まりが悪く、使っていなかったのですが、この専用マウントが新たに発売されたことに見事ササリました。

Fix It Sticksの既存ユーザーも、まだ持っていない方もぜひご一読あれ!

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ランキングがダダ下がりちゅうだった!
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さてさて、私がビビビっときた直感の中身は、

実をいうと、「あの隙間を見事に有効活用しているな!」だけでした。

しかし、手にとって使い出すと、その有用性が作業している手からどんどん伝わって
きたのであります。


1) 取り出しやすい!!

なんといっても、このメリットは大きいですね。
通常、携帯工具というのは、サドルバッグや、バックパックなど、なにかしらのバッグ類の中に入れることが多いですね。しかもバッグの奥に入れてしまったり、バッグの中で振動しないように何かの緩衝材などに包んでしまうこともあるでしょう。
ハンドルバッグ、フレームバッグ、サドルバッグなど複数積載している方は、
「あれ、どのバッグに入れたっけか?」など、若干パニくる時もあります(経験談

そんな場合、探し出すだけでも無断な時間が流れてしまいます。


しかし、ケージマウントなら一目瞭然。
たとえレース中で一秒でも無駄にしたくない時でも、これなら素早く作業に取りかかれます。



2) 潔いから軽量!

あくまで、自分が使っていた携帯工具との比較ですが、

以前使っていた工具はコチラ
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+、-、2、2.5、3、4、5、6、8mmの携帯ツールです。
手に取るとズッシリしますね。
でも、よく使うのって、4、5、6mmがほとんどでした。

最近は、フレームバッグの薄いポケットに入れるために、いつもツールボックスで常備しているPBの1.5~6mmのHexレンチセットを持参することのほうが増えました。
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1.5とか、2mmなんておソトでトラブって使うことなんてほぼないのですが、保険みたいな扱いで持っている安心感を得ていたような気がします。
もちろん使い勝手は最高なんですがね。


さて、Fix It Sticksはいかがでしょう?

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なんと、前述のツールたちの半分以下!
もちろん、T25、4、5、6mmと、使える種類は半減していますが、昨今のBikeをいじる上でミニマムで必須な選択というとこうなります。
ちなみに、ドライバー2本で51g、樹脂製のホルダーはたった7gです。


3) 携帯ツールなのに作業性が異常に良い!

携帯ツールあるあるネタですが、
通常、折りたたみ式の10得ツールみたいなものだと、クルクル回すのに手こずったことはありませんか?

ためしに、ボトルケージのボルトを回してみます。
(あんまりトラブる箇所ではないのですが、テストってことで)
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作業する箇所にもよりますが、本体がデカすぎて、360度以上回転させるのも難儀しますよね。180度もキツイ。よくて90度ぐらい。

それが、使ってみてわかったのですが、Fix It Sticksの場合、バラバラになることがメリットだったのであります。

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1本のみ使用することで、指先のみをクルクル回せば良いのです。室内整備で常用しているHexドライバーとほぼ同じ使い心地です。

そして、本締めする時だけ、2本を合体させてT字にすればOK。

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こ、この瞬間!
なんか手のひらの感触がアレに近いなぁと感じてきました。

あ、もしかしてこの長さは?

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なんということでしょう!
私が15年以上愛用し続けているBetaのHexドライバーのL字の長さとほぼ一緒だったのです。

コレって、T字レバーの黄金比的な長さなのかもしれませんね。
1mm以下の差で、ほぼ一緒だった時は鳥肌が立ちました。


作業性が良いというのは、トラブルを解決する時間も短縮できるということ。
まさに、レース向けにも十分有用なスペックだと確信しました。

ま、チェーン切れやパンクトラブルとかだと、時間はかかるものでじっくり治す必要がありますが、ドライバー調整で直るものに関しては、リスク軽減につながるわけです。


以上、3点のメリット的な気づきが得られましたが、
気をつけるべき点も付加しますと!


ドライバー中央の穴の向きに注意!

この向きはダメです。
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穴が前後方向に向いているので、タイヤが拾ってくる泥、砂利なんかが入りやすいです。できる限り入りにくくするためには、

穴を外側に向けましょう!
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こうします!

設置場所の関係で、どうしてもツールそのものが砂利だらけになることもあるでしょうから、その際は使用前にジャージやグローブなどで、ドライバー先端部と穴の部分を拭き拭きしましょうネ!


そして、

盗難に注意! です。

激しい振動でも絶対に落ちない確実な固定力はあるのがウリの一つですが、引っ張れば簡単に取れます。
どうしても、長く放置してしまう時や、駐輪する時、不安なようであれば取り外して携帯した方がいいですね。



このケージマウント用ホルダーをインストールにあたっての補足事項です。

ホルダーの厚みが3.5mm程度あります。
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ボトルケージと、ホルダーの厚みを合わせても十分な長さのボルトを使ったほうが良いでしょう。

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私の場合、King Cageのステンレスケージでしたが、ボルト長さも十分に足りました。

ボトルケージの形状によっては、マウントホルダーとボトルケージが干渉
することもあるかと思いますが、King Cageではぴったり接する程度で問題なしでした。


レースにも耐えうるスペックで安心マシマシですが、
なにより、オレンジパーツがまたまた増えてしまいウハウハしてます。

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