究極的な用途に耐える相棒
少し前のことだけど、今だから話そうと思う。
私は、王滝用&いつものトレイルのお供にふさわしいサドルバッグを探していた。
かなり長い間検討を重ね、最終的にはこの2つの商品で迷っていた。
王滝での装備としては、やはり重量物のチューブや工具は背負いたくない。だからBikeに取付けるバッグ内に収納するのがベター。
そのためには1.0リットルくらいがベストと判断。
上の2つを触ってみて開閉部の動作確認や内部構造など使い勝手をきちんとチェックすることは怠らなかった。どちらも甲乙付けがたい良さがある。
しかし、TOPEAK製品は非常にラインナップが多く、
豊富なサイズ展開の他、防水生地仕様や、オーソドックスなストラップ固定かワンタッチ固定の「クイッククリック」という固定方法も選べる。
MondoPackのポケットの多さや流麗なラインにもメリットを十分に感じたのだが、やはりWedge DryBagの防水性は絶対に捨てがたい。。。
悩みは尽きない~。
そんな時は、同製品をトレイルやレースという現場でフル活用している人に聞くのが一番!!
ってことで、
敬愛するプロ選手:TOPEAK ERGON RACING TEAMの 池田祐樹選手に、
直接尋ねてしまった。
(この垣根の低さがMTB業界の居心地の良さ)
サルサ野郎:
お忙しいところすみません。質問です。祐樹さんが使っているのはどちらですか?私は王滝に使いたいのですが迷ってます。(比較検討した2つの商品の写真を添付)
シートレールにバンドで固するのと、専用品でワンタッチ固定できるのでは何か利点の違いありますか?
すると、その日のうちに祐樹さんから予想を越える濃い返答を頂いてしまった。
僕はウェッジドライバッグのストラップタイプを使っています。ワンタッチ固定のものは万が一折れたら現場では修復不可能なのでストラップにしています。普段乗りなら良いかもしれませんが、1%の不安要素も削りたいレースでは僕は精神的にも安心したいので使用していません。
防水加工のほうが中身の劣化なども防げるので私的には安心でお勧めです。
私の昨年の装備記事です。http://yuki.bikejournal.jp/?p=1130
お役にたてれば幸いです~
最近、涙腺がユルくなってきたのか涙がうっすら出そうなくらい感動した。
たかがサドルバッグということなかれ、1秒でもロスを少なくし、リスクを最小化しなければいけないレーサーの視点というものを勉強させてもらった。
再度、上記のリンク先のBlog記事も何度も再読し、バッグに入れるツール類の装備も復習できた。
彼のロジックには100%納得できた。
と、同時に、プロ選手がメーカーからサポートを受けて使うことの意味を思い知らされた。
もう、サドルバッグの選択にはもう寸分の迷いも無いぞってことで、貯めに貯まったTポイントでコチラのバッグを購入した。
Wedge DryBag Mサイズ もちろんストラップマウント!
祐樹選手は、トップレーサーとして必要最小限の装備でSサイズを使用されていたが、レースよりもトレイルでの使用頻度の多い自分はなにかと装備(インフレーター、アウターシェルなど)が多いことを想定してMサイズにした。
これが、究極的なライドシーンにも耐えうる完全防水バッグなのである。
開口部はこのように大きく全開できる。生地がしっかり固めであり、上向きに固定されるので中身がこぼれ落ちることも少ないだろう。
トレイルライドには必須なベアベルも最後部のストラップにピッタリ装着可能。
ベアベルって、バッグパックに付けると耳との距離が近くてうるさく感じるし、サドルレールに直接付けるとサドルやシートポストにヒットしすぎて騒々しくもある。
だから、サドルバッグの最後部ってなかなかベストな位置かも!
振り返ってみると、以前まで使っていた街乗り用途で買ってしまったサドルバッグは防水ではなく、昨年の9月の王滝では中身は全てびしょぬれだったなぁ。。。
チャックも引っかかることが多く、アセればアセるほど開閉がキツくなってたっけ。
これからのオイラの相棒はコイツに決まり!
早速、雪が溶けた土の上でアドベンチャーな気分を味わってきた。
良きアドバイスを頂いた池田祐樹選手。
メッセージがいつもお茶目なんだよね。
明日、池田選手は地球上で最も高いレースに参戦するため日本を発つ。
ココロのソコから応援してますよ! 祐樹さん!
祐樹さん、最高の地で最高の汗をかいて最高の笑顔で戻ってきて
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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!